コロナ禍の影響で上海診療は一時中断中

相変わらず新型コロナウイルスの感染者数がニュースのトップページに出ていますね。メディアの煽り報道には、もう本当にうんざりしています。

残念ながら私は1月以来上海には行けていません。

まだ当分の間国際線で日本から海外に飛ぶのは難しそうですし、日本に帰国してからが大変なのでしばらくは日本人歯内療法専門医による上海診療は中止となります。

国際線が正常に航行するようになってある程度自由に移動できるようになりましたら再開する予定です。上海の歯科医院は経営者の1人に入っているため辞めるわけではありません。

また私のクリニックには日本人の歯科衛生士も常駐しており、コロナで騒ぎ出した頃から現地に常駐しております。we chatでやりとりしていますが、意外に平穏な日々を過ごしているようです。

上海での歯内療法専門医診療が再開する予定がはっきりしたら、また投稿するように致します。

東京の両国の医院(マイクロエンド歯科)は今後診療日を増やしていく予定です。何かあればかかりつけ歯科医院から紹介状をもらってきて受診して下さい。ご質問などはメールにてお願い致します。

 

<コロナ騒動でコロナを恐れている患者さんへ>

歯科医院では一般的にコロナウイルスより感染力が強くて恐ろしいB型肝炎ウイルス(HBV)はじめC型肝炎ウイルス(HCV)、AIDSウイルス(HIV)などの感染症対策を普通に行っています。これらを標準予防策(スタンダードプリコーション)と呼びます。

また、当院では他院で治らなくて問題を抱えた患者さんが多く来院されて一定の結果(高い成功率)は出ていると思います。感染については細菌学や感染について、検査についてなどなど、国際的な文献などでかなりシビアに学んでおります。

根管治療(根の治療)は根っこの内部に細菌感染して根尖性歯周炎という病気になるのを予防したり、治癒させたりするために行います。ですからそれを高い成功率で治癒させるには感染症の知識が必要不可欠です。

今回のコロナウイルス騒動は全てのことが明確にはなっていませんが、リスクの高い方(高齢者や有病者、年齢問わず呼吸器疾患や免疫が下がるような疾患をもっている方など)以外は明らかに問題が起きる可能性は低いと各種データより想像できます。悪い口腔内を放置するリスクもあると思います。患者さんご自身の判断にはなりますが、適切な情報を知っていただき、ご自身の考えで行動して頂けたら幸いです。